これからFXを始めてみようと思う方に向けて、実際にトレードを始めるまでの口座の作り方をお話しします。
インターネットを利用しての口座開設となるため、金融商品が初めての方は少し不安に感じるかもしれませんが、当ページの内容を参考にして頂ければ安心してスムーズに口座開設ができます。
特に難しいことはなく簡単に開設できるはずです。
FX口座開設までの手順まとめ
FX口座開設までの通常の流れは以下のようになります。
- トレードをしたいFX会社の口座を選ぶ
- FX口座開設を公式サイトから申し込む
- 申し込みフォームに入力
- 必要書類を提出
- ログインID・パスワードが記載されたFX口座開設完了の郵便物が届く
FX口座の開設手数料は無料!口座維持費も無料!
FX口座開設にあたっての費用は無料です。
登録手数料といった初期費用も全く必要ありません。
また、口座維持費も無料のため「0円」でずっとFX口座を所有できます。
不要なFX口座は無料でいつでも解約できる
FX口座開設後に「FXをやめよう」「他のFX会社の口座を使いたい」と思っても、無料で解約できます。
もちろん、違約金等の支払いはありません。
作成したFX口座に入金せず一度もトレードしないまま、全く利用せずに解約しても無料です。
つまり、開設費用も解約費用も無料。
また、トレードの損失による支払い(いわゆる追証)がなければ、いつでもFX口座を閉鎖することができます。
FX口座は、銀行口座の開設・解約とほとんど同じと考えればイメージしやすいと思います。
FX口座開設までの日数は早くて翌日、一般的に一週間程度
FX口座開設までの期間は、FX会社によっては早ければ即日審査で翌日には作れる場合もあります。
一般的には一週間程度と考えておくと良いですが、地方に住んでいる場合には郵便物が届くまで時間がかかるため、さらに日数がかかります。
儲けられるチャンスに備えて、できれば早めのFX口座開設をおすすめします。
事前に売買の練習をしてツールやチャートの基本的な使い方を知り、いつでも購入できる準備をしておきましょう。
FX口座開設に必要な書類
以下のうちから、「マイナンバーが確認できる書類」と「本人確認書類」が必要です。
※すべての書類が必要なわけではありません。

個人番号カード

通知カード

住民票の写し(マイナンバー記載あり)
または
住民票の写し(マイナンバー記載なし)

運転免許証

パスポート

住民基本台帳カード

在留カード

保険証
その他:各種福祉手帳、印鑑登録証明書等
※DMMFX公式サイトより
手順1.トレードをしたいFX会社の口座を選ぶ
ここからは具体的な手順を説明します。
まずは「トレードしたい!」と思うFX口座を探さなければなりません。
FXは、同一の通貨ペアでもFX会社の口座によってトレード条件が細かく異なるため、損益に差がでやすい投資です。
できれば少しでもお得で、ご自身にあった口座でトレードしたいところです。
- 「マイナーな通貨ペアも選びたい」
- 「スワップポイントの高さ」
- 「手数料(スプレッド、取引手数料など)が安い」
- 「少額トレードから始めたい」
- 「どんな注文方法があるか知りたい」
- 「トレードツール(チャート)の使いやすさ」
以下に口座選びのポイントを説明します。
FX初心者が選びたいポイントとおすすめの口座
FXトレードに慣れていればどの口座が良いか選べると思いますが、初めて口座開設をする場合には、大変悩んでしまうはずです。
私が初心者におすすめする口座のポイントは以下のとおりです。
- 裁量トレード(手動による取引)ができる
- 1,000通貨単位(または自身にあった通貨単位)でトレードできる
- 米ドル円(USD/JPY)のスワップポイント、スプレッドが有利
- 日本国内のFX業者が運営する
- できればデモトレードができる
これらポイントの具体的説明は「FX初心者におすすめの口座」ページで説明しています。
おすすめ口座も紹介していますので、参考にどうぞ。
トレード条件等を比較してFX口座を選ぶ
以下のリンク先ページでは、より最適なFX口座を選びたい方へ向けて、様々な側面からFX口座を比較しています。
初心者は、スプレッド等の取引コストが安くて安定した通貨である「米ドル円(USD/JPY)」からのトレードがおすすめです。
特徴を比較してFX口座を選ぶ
当ブログで取り扱う各FX会社の口座のメリット・特徴を知りたい方はこちら。
各FX口座のおすすめポイントをピックアップし補足説明しています。
総合力でおすすめのFX口座
どなたでも使いやすく、安心してトレードできるFX口座です。
通貨の購入単位が1万通貨なのがデメリットですが、その他に気になるところはありません。
1万通貨でトレードできるなら、おすすめしたいFX会社の口座です。
- DMM FX
(公式ページ)
- GMOクリック証券【FX】
(公式ページ)
両口座の詳細な比較についてはこちら。
手順2.FX口座開設を公式サイトから申し込む
FXトレードに使用したい口座が決まったら、次はFX会社に開設を申し込みます。
FX口座の開設は銀行口座の開設と似ていますが、店頭での申し込みではなくインターネットと郵送を利用するため異なる部分も多くあります。
公式ページから申し込みボタンをクリックします。

手順3.申し込みフォームに入力
次に以下のような入力フォーム(一部を抜粋)が開きますので、入力します。
- 承諾書の確認
- 住所氏名
- 財務情報・投資目的
入力フォームの内容(承諾書の確認)

入力フォームの内容(住所氏名)

入力フォームの内容(財務情報・投資目的)

手順4.必要書類を提出
入力フォームに記入後、「マイナンバー書類」「本人確認書類(運転免許証・健康保険証等)」の提出を求められます。
提出方法はFX会社によって若干異なりますが、一般的には以下のように複数の方法が用意されています。
- 郵送
- FAX送信
- アップロード(公式サイトから画像を提出する方法)
- メールアドレスに添付
申込者の好きな方法を選んで提出します。
なお、画像データをアップロード又はメール添付にて送信する場合は、ピントの合わないぼやけた画像や、暗くて見えにくい画像は不可となり再提出となります。
必ず鮮明な画像を提出するようにしましょう。
手順5.ログインID・パスワードが記載されたFX口座開設完了の郵便物が届く
FX口座開設に必要な書類を提出したら、あとは審査結果を待つだけです。
審査に合格した場合、早くて翌日(一般的には一週間程度)で登録先の住所あてにログインID・パスワードが記載された郵便物が届きます。
ただ、地方に住んでいる方やFX会社によっては数週間かかることもあります。
一般的にいずれかの方法で郵便物が届きます。
- 「本人限定受取郵便(転送不可)」
本人しか受け取りができません(同居の家族や同居人も不可)。
受け取り時には本人確認書類の提示が必要。 - 「簡易書留郵便(転送不可)」
本人以外の家族や同居人でも受け取りができます。
本人確認書類の提示は必要なく、受け取り者がサインをします。
FX口座の審査に落ちた場合でも再チャレンジ可能
申し込み内容によっては、FX口座が開設できないことがあります。
諦める必要はありません。
別のFX会社の口座に申し込むか、同じFX口座でも問題点を修正すれば再度申し込みが可能です。
- 登録内容の偽り・記入漏れ・記入ミス
- 年収・金融資産・自己資産
- FXトレードに使用できる金額
- FXの投資目的
- 投資経験
例えば、FXトレードに使用できる金額が不足しているなら、必要な金額を貯金したあとに再申し込みすれば問題ありません。
「FXトレードで投資やってみよう!!」と思えたのなら、審査に落ちただけで諦めるのはとてももったいないです。
再度、申し込みをしてみましょう!
関連記事 「FX口座開設の審査に落ちた方でも大丈夫!通る基準を説明」
関連記事 「FX口座開設の審査の疑問(無職・未成年・クレジットカードなど)」
まとめ
FX口座の作り方について、各FX会社に共通する一般的な流れを説明しました。
FX口座を初めて開設する方は、「マイナンバー提出」「本人確認書類の提出」「資産の記入」で不安を感じると思いますが、心配する必要は全くありません。
提出書類のコピー代やインターネット回線代等は除くとしても、FX口座の開設手数料や維持費は必要ないため、気軽に口座を開設して試すのも良いと思います。
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