株式投資で配当金生活を目指す

イオンモール(8905)株を分析(配当利回り、株主優待、成長性が期待できる銘柄)

イオンモール(8905)株を分析(配当利回り、株主優待、成長性が期待できる銘柄)

イオンモール(8905)の株式について知りたいですか。

今回イオンモールの株式を分析して、配当金と株主優待目的で長期保有はありと思えたため100株購入しました。

当ページは配当金生活ポートフォリオ作成を目指している方にとって特に重要と思われる3つのポイントから、イオンモールを分析しています。

株式分析の3つのポイント
  • 株主優待
  • 配当利回り
  • 成長性

イオンモールは株主優待と配当利回りが良く、成長も期待できるため購入を検討してもよい銘柄です。

配当利回りと優待利回りを合計すると5.25%もあります。

銘柄分析にあたっての考え方の一つとして読んで頂けると幸いです。

(※最終的な売買判断は自己責任でお願いします。)

イオンモールの業務内容・会社紹介

イオンモールの事業内容は、大規模ショッピングセンターであるイオンモールの開発と運営です。

令和2年4月30日時点で、モール数は合計195店舗(国内165店舗、海外30店舗)あります。

イオンのグループ企業の一つです。

【株主優待】イオンモールの株主優待は3コースから選べ、100株で3,000円分とかなりお得

イオンモールの株主優待は3つのコースから選べる

イオンモールは2月末日に株主優待がもらえます。

イオンギフトカード、カタログギフト、カーボンオフセットサービスの3つのコースから希望するひとつを選択できます。

イオンモール(8905)株主優待のイメージ
(引用:イオンモール公式HPより)

イオンギフトカードとは、あからじめ現金がチャージされているプリペイドカードです。

カーボンオフセットサービスとは、二酸化炭素などの温室効果ガスの排出権購入を目的とした寄付です。

実質はイオンギフトカードとカタログギフトの二択になるでしょう。

保有株式数優待内容
100株~499株(いずれか1つを選択)
➀3,000円分のイオンギフトカード
➁3,000円相当のカタログギフト
➂3,000円のカーボンオフセットサービスの購入
500株~999株(いずれか1つを選択)
➀5,000円分のイオンギフトカード
➁5,000円相当のカタログギフト
➂5,000円のカーボンオフセットサービスの購入
1,000株以上(いずれか1つを選択)
➀10,000円分のイオンギフトカード
➁10,000円相当のカタログギフト
➂10,000円のカーボンオフセットサービスの購入

100株保有で3,000円分のイオンギフトカードが一番お得です。

近所にイオンギフトカードが使えるお店がない方はカタログギフトを選ぶと良いでしょう。

さらに長期優待制度もあり、追加でイオンギフトカードがもらえます。

条件は、2月末日の株主名簿に1,000株以上の株主として記載され、保有継続期間が3年以上(同一株主番号で2月末日及び8月末日の株主名簿に連続7回以上記載される)となっています。

2月末時点保有株式数イオンギフトカード金額
1,000株~1,999株2,000円
2,000株~2,999株4,000円
3,000株~4,999株6,000円
5,000株以上10,000円

長期優待は最低でも1,000株以上保有が必要のため、おまけ程度と考えると良いでしょう。

イオンギフトカードの使い方(普段使いも可能で使いみちに困らない)

イオンギフトカードの使い方は簡単です。

使用できるお店で現金の代わりにカードを提示するだけです。

イオンギフトカードの使い方
(引用:イオンギフトカード公式HPより)

3,200を超える全国のイオングループ各店で利用できます。

イオンモールでショッピングを楽しんだり、マックスバリュで日々の食材を買ったりと普段使いもできるため、使いみちに困ることはないでしょう。

【配当利回り】イオンモールの配当利回りは3.00%で増配余地あり

令和2年4月28日時点で、配当利回りは3.00%(株価1,332円、一株の年間配当金40円)です。

新型コロナウイルスの影響により株価が大きく下落しているため、数ヶ月前より配当利回りが高くなっています。

現在の配当金が今後も継続してもらえるか判断するために、過去の配当金推移と配当性向とを確認します。

配当金推移2017年27円
2018年35円
2019年38円
2020年40円

配当金は年々増加しているため、今後イオンモールの成長に伴って配当金が上昇する可能性はあると考えられます。

配当性向
(一株あたりの純利益のうち配当金として株主に還元している割合)
2020年2月期26.6%

配当性向について、イオンモールのホームページに以下の記載があります。

当社では、配当性向を連結配当性向25%以上としています。

引用:イオンモール公式HPより

株主への還元率は、配当利回りと株主優待を合計した総合利回りで判断する必要はありますが、現在の配当性向26.6%はまだ低い状況です。

配当性向の点からも、配当金が上昇する可能性はありそうです。

【成長性】イオンモールの成長性は右肩上がりで今後も期待できる

イオンモールが今後も配当金を株主に還元し続けるためには、会社の成長も重要です。

イオンモールの株価推移(過去10年チャート)

チャートで過去10年の株価推移を確認します。

イオンモール(8905)の月足チャート【2010年4月から2020年4月】
イオンモール(8905)の月足チャート【2010年4月から2020年4月】
(引用:楽天証券公式HPより)

株価の大きな上昇・下落はなく、横ばいが続いています。

2020年4月は新型コロナウイルスの影響により株価は下限ラインまで下落しており、割安とも判断できます。

イオンモールの業務・財務・指標データ

業務・財務・指標データから会社の成長性を確認します。

業種不動産業
PER
(利益に対する株価の割安・割高さ)
11.88倍
(2020年4月28日終値)
PBR
(純資産に対する株価の割合)
0.76倍
(2020年4月28日終値)
自己資本比率28.5%
(2020年2月)
決算期売上高営業利益経常利益利益1株益(円)
連2017.2269,79344,93546,42028,527125.5
連2018.2288,11149,21149,02230,542134.3
連2019.2312,97652,98752,20633,538147.5
連2020.2324,13860,79456,11734,239150.5
決算期売上営業利益率ROE
(借入金等の負債を除く純資産に対する利益の割合)
ROA
(借入金等の負債を含めた総資産に対する利益の割合)
2019.216.93%8.86%2.88%
2020.218.76%8.81%2.65%

売上高・営業利益・経常利益・利益・1株益すべてにおいて年々増加しており、業績拡大が続いています。

さらにイオンモールは以下のような取り組みを行っています。

イオンモールの取り組み例
  • 国内事業だけでなく経済成長が見込まれるアジアに積極的に出店
  • 既にある店舗の増床、リニューアル
  • モール内ウォーキング、イオンホールを利用した芸術やカルチャー体験を利用したハピネスモールとしての新たな需要、価値の発掘

売上拡大に積極的な姿勢が見られる点も評価できます。

総合的に判断すると成長性は期待できると考えます。

まとめ:イオンモール(8905)株は配当利回り、株主優待、成長性の3つのメリットあり

株価割安時を狙って、イオンモールは配当金生活ポートフォリオに入れてもよい銘柄です。

まとめ
  • 株主優待・・・100株でイオギフトカード3,000円分など
  • 配当利回り・・・3.00%
  • 成長性・・・右肩上がりの成長で今後株価が上昇する可能性は十分にある

今後も会社の成長が見込まれるため、長期的には配当金増加と株価上昇が考えられます。

イオングループで会社規模も大きいため、継続した配当金も期待できるでしょう。

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