新型コロナウイルスの感染は今も拡大を続けており、世界中に広がっています。
世界保健機関(WHO)は緊急事態を宣言。
各国で対策が行われていますが感染者数・死亡者数は増え続けており、終息する目処は立ちません。
非常に残念な状況ですが、一般的に投資家の視点としては株式や通貨(FX)などを割安で買えるチャンスと捉えることができます。
私も同様の考えであり、割安株探しと米国株(米国ETF)の追加購入を検討しています。
下落時こそ普段より割安に購入できるチャンス
今回の新型コロナウイルスのような下落時、初心者は既に持っている株や通貨などの価値が更に下落するかもしれないと感じて不安が強まります。
逆に、私にとってはワクワクする出来事です。
なぜなら普段より割安に購入できるからです。
チャートが下落しても結局は平均値付近に戻る可能性がある
あくまで私の考え方で絶対に正しいというものではありませんが、「チャートが下落しても結局は平均値付近に戻る可能性がある」という前提で売買のタイミングを決めています。
チャートを5年・10年など長期間のスパンで確認すると、レートが「上昇している」「下降している」「あまり変化がない」などおおよその傾向が分かります。
将来もその傾向は続くだろうと仮定します。
この予想(傾向)は長期間の過去の結果を踏まえたもののため、経済によほど大きなダメージを与えるような出来事が今後起きない限りはその傾向は続くと考えています。
わかりやすいように日経平均株価のチャートを確認してみます。

2008年に100年に一度の規模と言われたリーマンショックが起きて大暴落が起きました。
2013年まで株価の停滞が続きましたが、以降の株価は上昇に転じています。
2015年チャイナショック、2019年アップルショックなどの最近の下落を見てもやはり上昇に転じています。
米国の指標であるS&P500を確認しても同様のことが言えそうです。

日経平均株価よりも米国のS&P500のほうが、よりはっきりと「下落しても平均値に戻る可能性がある」という私の考えに近い株価の動きをしています。
将来のことは予想でしかありませんが、「暴落が起きても結局は平均値に戻る(以前の傾向に戻る)」と想定してトレードしています。
新型コロナウイルスによる下落は一時的なもので、そのうち平均値に戻るので割安に購入できるという考えです。
この記事で述べている私の考え方は、長期売買でのケースです。
この予想レートは5年・10年の長期間の結果から判断したため、短期売買にはあてはまりません。
取引期間の短い短期売買になるほど運の要素が強くなりランダム性も見られるため、チャートは予想しにくくトレードの難易度が上がります。
将来の予想レートと現在レートの乖離を確認して買うタイミングを決める
何%下落したら購入するかの判断は、投資家によって全く異なるでしょう。
私は、「何%下落したら購入する」と一律には決めていません。
主に過去のトレンドライン(最安値)と下落した理由から判断しています。
今回の下落理由は新型コロナウイルスの感染拡大による経済への影響です。
個人的な意見としては、もうしばらく感染は拡大するもののそのうちワクチンが作られウイルス感染対策がとられて、数ヶ月程度で終息するものと考えます。
まだ下落する可能性があるので資金に余力は残しつつ、少し米国株式を買おうと思っています。
初心者は下落時に購入できるようになろう
初心者は「下落時こそ割安で買えるチャンス」と思えるようになりましょう。
下落に備えて普段から現金を用意しておくと心に余裕が生まれます。
現金を持つ割合は、全資産に対して50%という方もいれば、投資によるリターン重視で10%という方もいるでしょう。
どの程度の現金割合で安心できるかは、人それぞれ異なるため試しながら自分なりの答えを見つけるのがおすすめです。
まとめ
新型コロナウイルスによる株価や通貨の下落について、購入するタイミングについて述べました。
新型コロナウイルスの感染は今も拡大していますが、各国が対策を取り始めたこともあり個人的な意見としては次第に終息すると考えています。
そのうち投資家の不安は落ち着き、以前の上昇傾向に戻ると個人的には予想しています。
上昇に転じてからの購入では出遅れてしまうので、その前に購入するつもりです。
ただ、今よりも更に下落する可能性もあるため全力買いはせずに、資産の一部のみで購入します。
下落するたびに少しずつ買い増そうと思っています。
これが今回の新型コロナウイルスにおける私の購入タイミングと方法です。
下落したときこそ割安で購入できるチャンスなので、下落に不安で購入できない方はトレード方法や待機資金を見直すことをおすすめします。
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