FXトレードで儲ける

FXのリスク管理を見直す(前半)暴落時の特徴

FXのリスク管理を見直す

私が考えるスイングトレードにおけるリスク管理について記載したいと思います。

そもそも暴落についての知識がなければ、どのようにリスク管理を行ったらよいか判断できません。

当ページでは、まずは暴落時の特徴を確認したいと思います。

なお、次ページに具体的なリスク管理の方法について記載していますので、ぜひ読まれることをおすすめします。

今回、平成31年1月3日の朝、レートの暴落が起きました。これで儲けた方もいると思いますが、むしろ損切りやロスカットとなってしまった方のほうが多かったのではないでしょうか。

私はZAR/JPY(南アフリカランド円)を30万通貨持っていましたが、FX口座に資金も十分に入金していましたので耐えることができました。しかも嬉しいことに、暴落したレートで少しですが買い増しもできましたよ。

参考までに、ZAR/JPY(南アフリカランド円)ポジションの30万通貨はかなりの量に思われるかもしれませんが、南アフリカランドは1通貨あたりが大変安く、仮に1通貨を7.6円としても「7.6円×30万ZAR=228万円」です。レバレッジは1.5倍程度でした。

平成31年1月3日の暴落内容

今回は、対円の幅広い通貨が暴落していました。

USD/JPY(米ドル円)は、108円台から104円台に急落。

理由を調べてみると、アップルの業績見通しの下方修正がきっかけだったとの記載もあります。

加えて、年末年始は市場参加者も少ないため、取引される通貨量が減ることによってレートが変動しやすい状況でした。

そのような時は、チャンスと思ったヘッジファンド等が大規模な資金を使ってレートを大きく動かし、個人投資家等の損切りやロスカットを狙って利益を得ようとすることがあります。

また、AIによる自動売買も反応することがあります。

おそらく、今回も同じようなパターンでしょう。

数年に一回起きるような規模の暴落に思えました。

【H31.1.3の暴落の要因】

  • アップルの業績見通しの下方修正
  • 年末年始(市場参加者数が少ない時期)
  • 朝方7時半頃(市場参加者数が少ない時間帯)
  • 先月の12月下旬は株式の変動が大きかったため、株価下落の不安感が投資家にあった

暴落が起きる理由やきっかけを考えてみる

暴落の状況を振り返ってみることは、リスク管理を見直すヒントになるため重要です。

暴落は、一般的にどのような理由で起きるのでしょうか。

複数の要因が重なっていると思いますが、考えてみます。

【暴落の理由やきっかけ】

  • ヘッジファンド等が大規模な資金を使って購入した
  • ヘッジファンド等が運用するAI(自動売買)が動いた
  • 大事件が起きた(戦争、テロ、政治問題、経済問題等)
  • 重要な指標が予想以上に悪かった
  • 多数のトレーダー間の不安感が強くなった(大事件が起きそうな予感など)
  • 市場参加者が少ない時間帯(日本時間での朝方)
  • 市場参加者が少ない時期(年末年始等の大型連休)
  • 株価等の指標が悪く、その影響を受けた

暴落が起きてしまった時によくある特徴

大きくレートを下げて反動で少し戻り、徐々に戻るパターン

暴落後に反動で戻り、徐々にレートが戻る暴落時のチャートパターン

FX会社によってスプレッドが異なり、レートの下げ幅が異なる

今回の暴落のUSJ/JPY(米ドル円)を例にあげると、104円台まで下落したFX会社もありました。

一方で、私が取引していたGMOクリック証券のくりっく365(取引所のFX)は、105.857円(売りレート)までしか下落していません。

FX会社によって、レートが異なることがわかります。

事前に損切り注文を行っていても、レートが滑ってかなり下の方で損切りされる

損切り注文をしても、レートが滑りかなり下の方で損切りレートが「滑る」または「飛ぶ」様子

滑るとは、一定のレートを飛び越えてしまうことです。

そのため、損切り注文を入れていても指定したレートでは決済されず、飛び越えた先のレートで決済されてしまいます。

損切り注文は万能ではないんですね。

おわりに

中長期投資におけるリスク管理について、予備知識として知っておくべき前半部分の記事を記載しました。

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