初心者コンテンツの第三回目。
GMOクリック証券FXネオのデモトレードを使用した、新規注文の方法を説明します。
新規注文タブを開く
トップページ画面の中央やや左側にある「新規注文」タブをクリックします。
新規注文ができるタブが開いたと思います。
通貨ペアを選ぶ
上記の図では、オレンジ色の「USD/JPY」の箇所です。
オレンジ色の箇所をクリックして、どの通貨ペアを新規注文するか選択します。
通貨ペアを選択すると右側の濃いグレー枠内の数字も変化します。
青枠は「売」ポジションを持った場合、赤枠は「買」ポジションを持った場合の1通貨あたりの値段が表示されています。
つまり、この図では1ドルが「(売ポジション)111.284円」、「(買ポジション)111.287円」となります。
中央上部の「0.3」はスプレッドと言われ、売りと買いに1ドルあたり0.3銭の差がある(いわゆる手数料)という意味です。
1ドルは1通貨なので、10000通貨購入したら30円のスプレッドコストがかかることになります。
注文タイプを選ぶ
GMOクリック証券FXネオのデモトレードでは、新規注文する方法が5つあります。
注文方法によって、設定する項目(薄い肌色部分の枠)が異なります。
成行
現在のレートで購入する方法です。
FXは買いからでなく売りからもポジションを持つことができます。
今後レートが上昇すると思えば「買」を、下落すると思えば「売」を選択します。
許容スリッページ
許容スリッページとは、成行注文したレートからどの程度まで誤差を認めるかの数値です。
短時間ではありますが約定するまでに時間がかかるため、成行注文した値段どおりで必ず約定するわけではありません。
つまり、スリッページはその許容範囲と言えます。
どうしても成行注文した値段で約定したい場合は、「0.0」にします。
なお、スリッページを低くするほど注文が失効する可能性が高くなります。
レートの動きが少ない時には「0.0」でも約定しやすいですが、逆に激しいときにはスリッページを大きくしないとなかなか約定しません。
通常
「指値」「逆指値」の2通りの方法です。
指値とは、買いの場合では、現在のレートより通貨が安くなった時に購入となり、一旦レートが下がりその後上昇すると予想した場合に行う方法です。売りの場合はこの逆になります。
逆指値とは、買いの場合では、通貨が高くなった時に購入となり、レートは下がらず、このまま上昇すると判断した場合に行う方法です。売りの場合はこの逆になります。
「買い注文」「売り注文」と組み合わせて、計4通りとなります。
- 「買」で「指値」 → 現在のレートより下のレートを指定。
- 「買」で「逆指値」→ 現在のレートより上のレートを指定。
- 「売」で「指値」 → 現在のレートより上のレートを指定。
- 「売」で「逆指値」→ 現在のレートより下のレートを指定。
IFD(イフダン)
新規注文をする時点で同時に決済注文も行う方法です。
新規注文時に既に決済するレートを決めていれば、改めて決済注文をする手間が省けます。
OCO(オーシーオー)
1回の注文で、指値と逆指値の2つの新規注文を行う方法です。
決済注文は行いません。
指値または逆指値のいずれかが約定した時点で、もう片方の注文は自動的に取り消されます。
IFD-OCO(イフダンオーシーオー)
IFDとOCOをあわせた方法です。
新規注文をする時点で同時に決済注文を行い、決済注文では指値と逆指値の2つの注文が同時にできます。
決済注文時に指値または逆指値のいずれかが約定した時点で、もう片方の注文は自動的に取り消されます。
つまり、決済注文に「利益確定」「損切り」の2つを同時注文できます。
「確認画面へ」のボタンを押す
新規注文の入力が終わったら、「確認画面へ」をクリックします。
ミス入力がないかしっかりと確認します。
取引数量の桁数間違いには特に注意が必要です。
「1」を「10」と間違えて注文すれば、10倍のリスクを負います。
少しのレートの変動でロスカットとなり、全額資金を失ってしまうこともあります。
うっかりしやすい項目ですので必ず確認しましょう。
おわりに
注文方法は5種類もあり少し難しいものもありますが、慣れないうちは「成行」「指値」「逆指値」の3つで十分でしょう。
「IFD」「OCO」「 IFD-OCO」は、余裕があれば覚える程度でよいと思います。
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