株式投資で配当金生活を目指す

配当金生活ポートフォリオ公開!不労所得は年間約28万円予定【2020年12月】

配当金生活ポートフォリオ公開!不労所得は年間約28万円予定【2020年12月】

不労所得による配当金生活(株式以外の分配金等も含む)を目指しています。

2011年頃から株式投資を開始。

前回の配当金生活ポートフォリオ記事は、新型コロナによって株価が急落したタイミングでの公開でした。

記事公開以降も割安な株を限界まで買い進めていました。

今回は株価が復活して、更に上昇している場面です。

そのため、私も配当金生活ポートフォリオの変化が非常に気になります!

通算2回目の公開。

私のように「不労所得(株式の配当金や分配金等)からすべての生活費を得たい」と思う方や「小遣いを増やしたい」と思う方、「老後に年金以外の収入も欲しい」と思う方など、みなさんのポートフォリオ作成に役立つように記事を作成しています。

目的達成のため、ぜひ当記事を最後までお読み頂けると幸いです。

配当金・分配金等の一年間の予想推移

まずは、結果からお伝えします。

各調査日以降からの一年間の配当金・分配金等の予想推移です。

配当金・分配金の年次推移
配当金・分配金等の年次推移(年間予想額)

グラフは、各調査日に保有している全ての株式等について、調査日以降の一年間に予想される配当金や分配金等を合計した金額を表しています。

今回の令和2年12月以降の一年間(令和2年12月~令和3年11月まで)の予想は、282,054円(税引前)となりました!

配当金・分配金等を比較(税引前)
  • 【2020年12月】
    ⇒282,054円
  • 【2020年4月】
    ⇒155,427円

8ヶ月間で約13万円の増加です。

コロナの影響で減配や配当なしとなった銘柄もありましたが、割安となった株を購入できたため予想以上に増えました。

配当金・分配金等の一年間の目標額と予想額

2020年12月時点の内容です。

比較:配当金・分配金等の一年間の目標額と予想額(税引前)
  • 【目標額】 30万円
  • 【予想額】 282,054円

目標額の30万円達成まで、あと残り18,000円程。

年間配当利回り4%の銘柄では、約50万円分購入すれば達成できます!

もう達成間近ですね。

新規購入に使った軍資金は、株価がコロナ下落前に戻ったタイミングで投資信託を一部売却して準備しました。

割安となっていた高配当株をたくさん購入できたため嬉しいです。

現金はまだ十分に余っているため、次に購入したい良い銘柄を探しています。

「高配当株式」と「成長株」を併用したポートフォリオを目指す(投資戦略)

前回ポートフォリオ公開時(令和2年4月)の私の投資資金は、約2,400万円でした(投資元本+現金の合計額)。

今回は約2,650万円に増加し、含み益まで合計すると約3,000万円に大幅増加!

含み益には、成長目的で購入した米国ETF「バンガード米国情報技術セクターETF(VGT)」が大きく貢献しています(詳細は下記)。

成長株も利用していく投資戦略は、今はうまく実行できています。

この調子で配当金生活ポートフォリオを作成していきます。

投資戦略

株価が割高のときに成長株のみ売却して利益を得る(現金化し投資資金を貯める)。割安のときに高配当株式や成長株式等を購入する。これを繰り返して、資産総額と配当金を増やしていく。

配当金生活ポートフォリオの種類別比率(アセットアロケーション)

配当金生活ポートフォリオの種類別比率(アセットアロケーション)(2020年12月)
保有資産の種類別比率(2020年12月)

高配当株式と成長株(株価上昇を目指す株)が均等の割合になるポートフォリオを目指しています。

高配当株式と成長株の割合(2020年12月)
  • 高配当株式(18%)
    内訳:日本株式(個別銘柄)
  • 成長株(60%)
    内訳:米国ETF、投資信託(特定口座)

前回の公開時は一部にかたよりすぎていて、ひどいポートフォリオでした。

今回は全体のバランスも比較的取れているため、2回目にしては上出来と思います。

配当金生活ポートフォリオ作成で実際に行ったことは、「米国ETF」「投資信託」を一部利確して現金化し、その現金で少し高配当株式を購入しました。

下落等のチャンスに備えて、常に現金は持っておきます。

投資信託は、分配金0円で値上がり益も緩やかなため、あまり保有している意味を感じません。

何か良い銘柄やETFがあれば、入れ替えたいと考えています。

配当金生活ポートフォリオの詳細(日本株式・米国ETF・投資信託・つみたてNISA)

ここからは、配当金生活ポートフォリオを構成する銘柄を公開します。

保有しているジャンルは4つ、「日本株式(個別銘柄)」「米国ETF」「投資信託(特定口座)」「つみたてNISA」です。

株価は新型コロナウイルスのどん底から復活し、更に上昇して大きな含み益となりました。

日本株式(個別銘柄)

単純に高配当という理由だけで購入はせず、企業の経営状況や配当の安定性などトータルで判断。

高配当をもらっても株価自体が下落しては意味がないと考えています。

日本株式(個別銘柄)は高配当銘柄を中心に購入していますが、配当が低い株主優待目的の銘柄や成長株も保有しています。

日本株式(個別銘柄)(2020年12月27日時点)
銘柄保有株数
購入金額
評価損益予想
配当金
貸株
(年間)
ビックカメラ
(3048)
100株
30,800円
+84,600円1,500円
利用なし
★新規購入
システム情報
(3677)
200株
270,200円
-58,400円3,400円
利用なし
★新規購入
テラスカイ
(3915)
100株
280,800円
+111,200円0円
3,920円
日産自動車
(7201)
400株
477,600円
-255,520円0円
222円
カッパ・
クリエイト
(7421)
100株
88,100円
+60,400円0円
149円
マックスバリュ
東海
(8198)
159株
284,314円
+123,520円7,632円
408円
イオン
(8267)
100株
129,900円
+196,100円3,600円
326円
★新規購入
三菱UFJ
フィナンシャル・
グループ
(8306)
2,100株
958,020円
-6,300円52,500円
952円
★新規購入
三井住友
フィナンシャル
グループ
(8316)
300株
939,300円
+6,900円57,000円
946円
SBI
ホールディングス
(8473)
100株
157,000円
+95,600円10,000円
253円
オリックス
(8591)
100株
131,600円
+22,250円7,600円
利用なし
★新規購入
イオンモール
(8905)
100株
127,300円
+39,900円4,000円
167円
★新規購入
日本電信電話
(9432)
200株
506,930円
+20,470円20,000円
利用なし
★新規購入
KDDI
(9433)
100株
299,800円
+3,400円12,000円
利用なし
吉野家
ホールディングス
(9861)
100株
97,400円
+93,900円500円
191円
合計4,779,064円+538,020円179,732円
7,534円
※小数点は四捨五入
日本株式(個別銘柄)のまとめ
  • 【投資金額】
    4,779,064円
    ※前回3,001,114円
  • 【評価損益合計】
    +538,020円
    ※前回-598,465円
  • 【総収入(年間予想)】
    187,266円
    (貸株7,534円+配当金179,732円)

    ※前回48,240円
    (貸株2,067円+配当金46,173円)
  • 【利回り(年間予想):貸株+配当金】
    約3.92%
    ※前回約1.61%

7銘柄を新規購入。

銀行株の「三菱UFJフィナンシャル・グループ」「三井住友フィナンシャルグループ」は、配当利回りが約5.5%~6%と非常に高いため、配当金増加にかなり貢献しています。

通信株の「日本電信電話(NTT)」「KDDI」は、料金値下げ圧力のため不人気ですが、そのかわりに配当利回り約4%と高く、長期保有なら購入もありと判断しました。

特に「日本電信電話(NTT)」は、スマホ事業だけでなく他業種からの収益もあるため安定感があります。

株価が下がれば追加購入したいです。

他には、配当金もなく株価上昇も見込めずに塩漬け株だった「東京電力HD」を思い切って全て損切り。

ずっと持っていても仕方がないので。

約80万円の損失でした(泣)。

「ヤマハ発動機」は損失補填のため利確しました。

「日産自動車」も下落が続いていましたが、最近は少し上昇。

日産は売らずにしばらく経過を見たいと思います。

米国ETF

米国ETFとは、アメリカの複数の株式で構成された上場投資信託です。

「バンガード米国情報技術セクターETF(通称、VGTと言われる)」を購入しています。

構成銘柄に「マイクロソフト」「アップル」「ビザ」「インテル」などの世界的有力企業が含まれます。

今後もインターネット関連の発展は続くと思われるため今後も保有を続け、株価が下落すれば追加購入したいと思っています。

米国ETF(2020年12月27日時点)
銘柄購入金額評価損益予想
分配金
(年間)
バンガード
米国情報技術セクター
ETF(VGT)
9,041,002円+2,442,757円94,788円
※予想分配金は過去1年間の実績を元に計算
※調査日のレート(1ドル=103.64円)で換算
米国ETFのまとめ
  • 【投資金額】
    9,041,002円
    ※前回10,529,216円
  • 【評価損益合計】
    +2,442,757円
    ※前回-1,287,065円
  • 【分配金(年間予想)】
    94,788円
    ※前回107,187円
  • 【利回り(年間予想)】
    約1.04%
    ※前回約1.01%

「バンガード米国情報技術セクターETF(VGT)」は、資産拡大の成長目的として購入しています。

ITやテレワークに注目が集まったことから、株価は大幅上昇しました。

含み益が約240万円あり、投資資金から27%も増加しています。

予想分配金は前回と比べて低下。

その理由は、次の下落時の購入チャンスに備えて、株価が上昇した時点で一部を利確して現金化したためです。

現在の株価はコロナの底値と比べると約1.8倍まで上昇。

コロナ暴落時に追加購入したかったのですが、現金がなくて買えずに悔しい思いをしました。

次こそチャンスを活かしたいと思います。

なお一株あたりの分配金は、過去一年間と比べても増加しています。

株価の成長をメインとした投資対象ですが、約1%の分配金ももらえるためお得感があります。

今後も継続して投資します。

投資信託(特定口座)

通常の投資信託(特定口座)です。

米国インデックスのS&P500に連動する銘柄を購入しています。

投資信託(2020年12月27日時点)
銘柄購入金額評価損益予想
分配金
(年間)
eMAXIS Slim
米国株式
(S&P500)
6,344,474円+471,927円0円
(再投資型)
投資信託のまとめ
  • 【投資金額】
    6,344,474円
    ※前回10,050,998円
  • 【評価損益合計】
    +471,927円
    ※前回-1,633,500円
  • 【分配金(年間予想)】
    0円
    ※前回0円
  • 【利回り(年間予想)】
    0%
    ※前回0%

株価上昇による売買目的のため、分配金は0円です。

分配金は自動的に株価の買付に回る再投資型となっています。

ただし、再投資型のわりには株価上昇はいまいちです。

評価損益、分配金ともに「バンガード米国情報技術セクターETF(VGT)」に遠く及びません。

私の配当金生活ポートフォリオとしてはあまり必要性を感じないため、評価損益が利益となったときに一部利確して現金化しました。

今後も売却して資産入れ替えをしたいと思います。

つみたてNISA

つみたてNISAは老後の生活費として、投資信託で定期積立しています。

約20年間の長期運用となるため、安定した株価の上昇が見込まれる米国インデックスS&P500連動の銘柄を選択しています。

つみたてNISA(2020年12月27日時点)
銘柄購入金額評価損益予想
分配金
(年間)
eMAXIS Slim
米国株式
(S&P500)
366,663円+54,376円0円
(再投資型)
つみたてNISAのまとめ
  • 【投資金額】
    366,663円
    ※前回101,657円
  • 【評価損益合計】
    +54,376円
    ※前回-3,585円
  • 【分配金(年間予想)】
    0円
    ※前回0円
  • 【利回り(年間予想)】
    0%
    ※前回0%

再投資型のため分配金は0円ですが、配当金を得る目的ではないため問題なし。

「eMAXIS Slim先進国株式インデックス」は利確しました。

今後購入する予定はなく少額投資でもあったため、管理する銘柄を減らしたかったからです。

つみたてNISAは、毎月33,333円を継続して積立できています。

順調ですね。

【まとめ】配当金生活ポートフォリオからの年間不労所得は282,054円予定

第2回目の配当金生活ポートフォリオ公開となりました。

一年間に得られる配当金・分配金等は282,054円に増加し、目標額の30万円の達成は間近です。

投資信託を売却して現金化し、高配当株の購入にあてることもできました。

また、「三菱UFJフィナンシャル・グループ」「三井住友フィナンシャルグループ」「日本電信電話(NTT)」「KDDI」の利回りが非常に高く、配当金増加に大きく貢献しています。

成長株にもしっかり投資して資産拡大を図りながら、配当金も増やしていきます。

※下記リンク先にある、前回ポートフォリオ記事も読んで経過を見ていただければ、当記事をより楽しめます。

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