- 「たくさんあるFX口座の中からどの口座を選んだらよいかわからない」
- 「トレードする口座は決めたけど、本当にこれで良いのか不安」
- 「もっと初心者にふさわしいFX口座はないのだろうか」
このような悩みはありませんか。
初心者がFXで儲けるためには、トレードを繰り返して経験を積み知識を得て、トレードスキルを上達させることが大切だと思っています。
当ページでは、FX初心者がレベルアップするために役立つおすすめの口座をピックアップしました。
また、初心者が口座選びで重視したいポイントも説明しています。
FXトレードのスキルをもっと高めたいと思われる方には、ぜひ読んで欲しい内容です。
FX初心者におすすめの口座
始めにFX初心者におすすめの口座をご紹介します。
- (1通貨単位)SBI FXTRADE
- (1,000通貨単位)トレイダーズ証券「みんなのFX」
- (1万通貨単位)GMOクリック証券【FX】
- (1万通貨単位)DMM FX
関連記事 「FX業者の各口座の特徴を比較(使いやすい口座を選ぶ)」
[ポイント1]裁量トレード(手動による取引)ができる
トレードスキルを上達させるためには、初めは自動売買(システムトレード)よりも裁量トレードがおすすめです。
「裁量トレード」とは、「裁量取引」とも言われ手動にて売買注文を行う方法。トレーダーの好きなように売買注文できるというメリットがあるが、現在のレート確認や通貨売買に手間がかかるというデメリットがある。
「自動売買(システムトレード)」とは、あらかじめ売買注文の設定をしておけば、その後は何もしなくてもプログラムが自動的にその設定したルールに従って、資金の続く限り自動的に売買注文を繰り返す方法。
手間がほとんどかからないというメリットがあるが、裁量トレードのように細かな設定は難しいというデメリットがある。
関連記事 「自動売買(システムトレード)のメリット・デメリット」
自動売買は設定が簡単です。
はじめに一度設定してしまえばあとは自動的に売買を繰り返すため、あまり考えなくてもトレードが始められます。
そのため、裁量トレードとは異なり売買するたびにチャート分析や経済ニュースを読んで今後の値動きを予想する回数は少なくなるでしょう。
また、自動売買はトレード結果の「損益」に関心が向いてしまいがちです。
自動売買にはいくつか種類がありますが、特にその中でも具体的な仕組みが公開されておらず、単に過去の損益ランキングと仕組みの概要のみ公開されている自動売買は、初心者でも簡単に始められるというメリットはありますが、トレードスキル上達の点からは向いていません。
このような仕組みが公開されていない自動売買は、損をしても売買タイミングなどのトレード内容を振り返ることが困難です。
なお、通貨購入レートや売却レートなどある程度の内容を自由に設定できる自動売買もありますが、裁量トレードに比べるとやはり得られる経験値は少ないでしょう。
ただ、自動売買からも機械的トレードのメリット・デメリットなどの経験が得られるため、最初に初心者は裁量トレードから始めて、慣れてきたら自動売買を試してみる方法がおすすめです。
初心者はトレードスキルを高めることを意識しましょう。
[ポイント2]1,000通貨単位などFX軍資金にあった通貨単位でトレードできる
トレードスキルを高める2つ目のコツとしては、たくさんのトレードを繰り返すことです。
FX軍資金が同一額なら、1万通貨単位よりも1,000通貨単位のほうが10倍多くトレードできます。
さらに、1,000通貨単位だと1回の損失額も10分の1となるため試行錯誤しやすく、思いついたトレード方法を検証することも気楽です。
「米ドル円(USD/JPY)」「1ドル100円」の例
※比較しやすいように必要証拠金は省略しています。
【1,000ドル購入(1,000通貨単位)】
- レバレッジ1倍・・・10万円
- レバレッジ2倍・・・5万円
- レバレッジ3倍・・・約3.3万円
【1万ドル購入(1万通貨単位)】
- レバレッジ1倍・・・100万円
- レバレッジ2倍・・・50万円
- レバレッジ3倍・・・約33万円
関連記事 「FX会社最低取引単位の比較一覧」
なお、トレードを継続することも大事なためレバレッジは高くても3倍程度にします。
もちろんFX軍資金があるなら1万通貨単位でも全く問題ありません。
FX軍資金にあった通貨単位の口座でトレードしましょう。
ただし、本気になれる通貨単位でトレードすることも大切です。
仮に100万円のFX軍資金がある人が1通貨でトレードして1円の損失となっても「くやしい!」とは感じずに、失敗トレードを本気で見直すことはないと思います。
一律にFX軍資金でトレードする通貨単位数を決めずに、本気になれる金額を考えながら利用する口座を決めましょう。
これもトレードスキルを高めるための3つ目のコツになります。
[ポイント3]米ドル円(USD/JPY)のスワップポイントとスプレッドが有利
FX初心者は、米ドル円(USD/JPY)でのトレードをおすすめします。
なぜなら、米ドル(USD)は基軸通貨と言われており、世界中の通貨価値の基準となっているため、米ドルは他通貨への影響力が強く、米ドルのレート変動は他通貨のレートにも影響を与えるからです。
米ドルでトレードしないとしても無関係とは言えず、その影響力の強さから初めに特徴を知っておきたい通貨となります。
また、円(JPY)は日本人にとっては普段から使用している通貨のため、直感的に理解できるメリットがあります。
この2つを組み合わせた「米ドル円」は世界中の取引シェア2位でもあり、最初に学びたい通貨ペアになります。
関連記事 「最初のトレードは「米ドル円(USD/JPY)」が絶対におすすめ!」
関連記事 「米ドル円(USD/JPY)トレードにおすすめのFX口座」
次にスワップポイントとスプレッドについて説明します。
スワップポイントとは、毎日もらえる利息のようなものです。
所持している通貨ペア(ポジションと言います)によってもらえる場合もあれば、逆に支払う場合もあります。
スプレッドとは、通貨売買時に支払う手数料のうちの一つです。
スワップポイントとスプレッドは、同じ通貨ペアでトレードしてもFX会社の口座によって異なります。
これは初心者に限らずスワップポイントとスプレッドは有利な口座がお得です。
各FX会社の口座を比較して、他社と差が開きすぎていない口座を選びましょう。
関連記事 「FX会社スワップポイントの比較一覧」
関連記事 「FX会社スプレッドの比較一覧」
[ポイント4]日本国内のFX業者
FX業者には「国内FX業者」と「海外FX業者」の2つがあります。
FX初心者には国内FX業者をおすすめします。
主な理由は、「倒産時等の資金消失のリスクが少ない」「税金がお得(一律20.315%)」「レバレッジが最大25倍とリスクが抑えられている」ことです。
大事な資金を預けるため、私は信用度のある国内FX業者を選んでいます。
海外FX業者を利用したい場合には、国内FX業者に慣れたあとで、海外FX業者のメリットとデメリットをしっかりと実感できるようになってから再度検討する方が良いでしょう。
- レバレッジ
[日本]最大25倍
[海外]500倍以上もある - 取引方法
[日本]FX業者がインターバンクとの仲介を行う「DD方式」
[海外]FX業者が介入しないインターバンクとの直接取引である「NDD方式」 - ロスカット時の支払い額
[日本]ロスカットで資金がマイナスとなったら支払う必要がある
[海外]ロスカットにて資金の支払いが必要となっても支払う必要がない「ゼロカットシステム」 - 収益が発生したときの税金支払い率
[日本]FX収益から一律20.315%を支払う「申告分離課税」(損失時には最大3年間の繰越にて節税が可能)
[海外]FX収益と他の所得を合計して税金が15%~55%の範囲となる「総合課税」(損失時でも繰越にて節税ができない)
関連記事 「FXの税金はいくら?計算方法と仕組みを説明」 - FX業者の倒産時における資金の安全性
[日本]どのFX業者でも信託保全の制度は必ずあり、倒産時にも安心感がある「信用度の高さ」
[海外]信託保全の制度や保証制度はFX業者ごとに異なるため、FX業者の倒産時に預け入れた資金が戻ってこない可能性も十分にある「信用度の低さ」
関連記事 「FX会社の信用度の比較一覧」
[ポイント5]デモトレードができるとなお良い
FXに不安がある方や慎重に始めたい方は、デモトレードから試してみるのもひとつの方法です。
FX業者のホームページからすぐに利用できます。
FXの注文方法や仕組みがわかるため、実際のFX口座での操作ミスを防げます。
ただし、実際のお金は使わないため真剣になりにくく、トレードスキル向上にはあまり役立ちません。
ある程度慣れたら少額でも良いので実際のFX口座でトレードを始めることおすすめします。
関連記事 「FX会社デモトレードの比較一覧」
まとめ
FX初心者がトレードスキルを上達させるための口座の選び方のポイントについて説明しました。
初心者うちは、トレードのコツを掴むまでに数年間損失が続くこともあると思います。
そのため、損失となっても数年間は「トレードを続けられるFX口座」を選んで欲しいと思います。
- リスク管理をしっかりと行いロスカットを防ぐ
- 自己資金にあった口座を選んでレバレッジを低く抑えてトレードする
最後に、再び私がおすすめする口座をご紹介します。
上記で説明した複数のポイントを振り返りながら確認してみると良いでしょう。
- (1通貨単位)SBI FXTRADE
- (1,000通貨単位)トレイダーズ証券「みんなのFX」
- (1万通貨単位)GMOクリック証券【FX】
- (1万通貨単位)DMM FX
≫SBIネオモバイル証券
1株から取引したい方におすすめ。少額なら取引コストも安い。
日常で貯まったTポイントも使える。
≫SBI証券
本気で取引したい方におすすめ。格安の手数料。
取扱商品が多く投資情報も豊富。ネット証券業界大手。