FXトレードで儲ける

FXのトレードスタイルの説明(適切な選択で勝率が上がる)

FXの短期から中長期までのトレードスタイルを比較

きちんとトレードスタイルを決めてトレードしていますか?

トレードスタイルとは、新規に通貨を購入して決済するまでの期間(ポジション保有期間)を意味します。

トレードスタイルの区分
  • 「スキャルピング」・・・数秒から数十秒の超短期間トレード
  • 「デイトレード」・・・当日の取引時間以内の短期間トレード
  • 「スイングトレード」・・・数日から数ヶ月の中期間トレード
  • 「長期トレード」・・・数年から数十年にわたる長期間トレード

トレードスタイルを決めて、それに適した戦略やFX口座を利用すると勝率は上がります。

例えば、デイトレードをしながら「月足チャートで売買判断する」「スプレッドが高いFX口座の利用」は間違いです。

最初にトレードスタイルをしっかりと決めましょう。

当ページでは4つのトレードスタイルを説明し、それぞれのメリットとデメリットを説明します。

個人的には「スイングトレード」がおすすめですが、最後にその理由もお話します。

スキャルピングとは数秒から数十秒の取引(超短期間トレード)

スキャルピングとは、ポジションを数秒から数十秒で決済する超短期間のトレードスタイルを言います。

ポジション保有時間が大変短いため、一回のトレードから得られる利益はとても少なくなります。

その代わりに頻回にトレードを繰り返すことで少ない利益を積み重ね、また、レバレッジを高くすることで利益を上げます。

スキャルピングのメリット
  • 年利100%以上などかなり高いリターンを得られる可能性がある
  • すぐに決済するためスワップポイントを気にしなくて良い
スキャルピングのデメリット
  • 総合的なリスクはかなり高い
  • 一瞬の判断ミスが大きな損失になるため、かなり高度なトレードスキルが必要(運の要素も強い)
  • 頻回なトレードを行うため取引にかかる手数料(スプレッド)がかなり高い
  • トレードによるストレスがかなり強い

デイトレードとは当日の取引時間以内の取引(短期間トレード)

デイトレードとは、通貨を購入した当日の取引時間以内(早朝まで)に決済する短期間のトレードスタイルを言います。

各FX会社の口座によって定められている取引時間内にポジションを決済することで、為替レートの変動によるリスクを抑えることができます。

デイトレードのメリット
  • 高いリターンを得られる可能性がある
  • 当日中に決済するためスワップポイントを気にしなくて良い
デイトレードのデメリット
  • 総合的なリスクは高い
  • 日の取引時間以内に決済する必要があるため、高度なトレードスキルが必要
  • トレード回数が多いため取引にかかる手数料(スプレッド)が高い
  • トレードによるストレスは強く、通貨を購入したら決済するまで不安感がつきまとう

スイングトレードとは数週間から数ヶ月の取引(中期間トレード)

スイングトレードとは、通貨を購入して数週間から数ヶ月程度のあいだに決済する中期間のトレードスタイルを言います。

仮にレートが下落して損失となった場合でも、決済するまでにしばらく様子を見るなど時間的な余裕があり、好きなタイミングで決済することができます。

スイングトレードのメリット
  • ある程度のリスクコントロールができるため総合的なリスクは中程度
  • 取引にかかる手数料(スプレッド)はあまり気にしなくて良い
  • トレードによるストレスは弱め
スイングトレードのデメリット
  • 年利3%~10%程度と平均的なリターン
  • 高いスワップポイントが必要
  • 高いトレードスキルが必要

長期トレード数年から数十年にわたる取引(長期間トレード)

長期トレードとは、数年から数十年にわたって通貨を保有し続ける長期間のトレードスタイルを言います。

割安のタイミングを狙って購入し、値段が高くなるまでじっくりと待ちます。

長期トレードのメリット
  • リスクコントロールはしやすいため総合的なリスクは中程度
  • 取引にかかる手数料(スプレッド)は気にしなくてよい
  • トレードによるストレスは弱く、レート下落時でもほとんど気にならない
  • トレードスキルはあまり必要ない
長期トレードのデメリット
  • 年利0%~2%程度とリターンはとても少ない
  • 高いスワップポイントが必要
  • スワップポイントが低下すると年利に大きな影響を受ける

おすすめのトレードスタイルは「スイングトレード」

トレードスタイルを選ぶヒントになるよう、私の考えを述べたいと思います。

私はリスクとリターンのバランスが一番取れているため「スイングトレード」をおすすめします。

取引する通貨量やレバレッジ、決済のタイミングを自身でコントロールしやすいため、トレードによる不安を抑えつつマイペースでトレードできるからです。

日中はサラリーマンをしている私のようにFXをする時間があまりない方でも、スイングトレードなら忙しい時や疲れているときには無理にトレードする必要もありません。

スキャルピングやデイトレードも試した結果、現在はスイングトレードに落ち着きました。

収益もほとんどスイングトレードであげています。

スキャルピングはさすがにリスクが高すぎて、リターンとリスクのバランスが悪いと思います。

デイトレードはスキャルピングほどではないにせよ同様に高いリスクがあります。

通貨を購入したら当日の取引時間以内に決済しないといけないのも負担です。

通貨売買するタイミングを図るためチャートを常に見ておく必要があるので、意外と時間に縛られてしまいます。

デイトレードは結構難しく、初心者がデイトレードで勝つことは難しいでしょう。

長期トレードについては、FXの商品の特性上、株式のように徐々に長期的に成長していくものではないため、資産運用目的としては長期保有するメリットは少ないと思います。

スワップポイント目的での長期トレード運用という方法もありますが、スワップポイントが高い通貨は将来的に通貨自体の価値が下落していく傾向にあるため、やはりメリットをあまり感じません。

素直に株式や投資信託で長期運用したほうがリスクも抑えられて利回りも良いでしょう。

まとめ:FXのトレードスタイルに適した戦略、FX口座を利用すればより儲かりやすくなる

トレードスタイルを4つにわけて、それぞれメリットとデメリットを説明しました。

まとめ
  • 「スキャルピング」・・・数秒から数十秒の超短期間トレード
  • 「デイトレード」・・・当日の取引時間以内の短期間トレード
  • 「スイングトレード」・・・数日から数ヶ月の中期間トレード
  • 「長期トレード」・・・数年から数十年にわたる長期間トレード

個人的には「スイングトレード」がリスクとリターンのバランスもとれているため一番おすすめですが、トレーダーの状況によってどのトレードスタイルが適しているかは異なります。

トレードスタイルを選ぶ基準としては、以下の4つを中心に考えると良いでしょう。

トレードスタイルを選ぶヒント
  • 一日にFXトレードに使える時間
  • どのくらいのリターンが欲しいか
  • どの程度のリスクまで耐えられるか
  • 不安やストレスに耐えられる程度

実際にトレードスタイルを試しながら、ご自身に適した方法を探すのもおすすめです。

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